​オリーブキッチンのランチビュッフェ | 気になるメニューやシステム、絶品ドルチェと上質なひととき

滋賀・大津の超人気店オリーブキッチンの至福のランチビュッフェ(前菜バイキング・生パスタ・特製ドルチェ)

大切なパートナーとともに過ごす休日のランチタイムは、日々の暮らしに彩りと精神的なゆとりを取り戻すための大切な儀式のようなものです。

​「次の休日は、少しだけ日常を離れて、五感が喜ぶ美味しい料理を心ゆくまで楽しみたい」

​「気取らない温かな雰囲気でありながら、料理の質にも空間の美しさにも妥協しないお店を選びたい」

​そのように考えている方にぜひ足を運んでいただきたいのが、イタリアンレストラン「オリーブキッチン(Olive Kitchen)」のランチビュッフェです。

​温暖な南欧の邸宅を思わせる空間で提供されるのは、彩り豊かな前菜バイキングと、職人のこだわりが詰まった焼きたてのピッツァや茹でたての生パスタ、そしてパティシエ特製のドルチェ。

​今回は、私が実際にパートナーと訪れて堪能したオリーブキッチンのランチビュッフェの魅力と、記憶に深く刻まれた珠玉のメニューについて、余すところなくお伝えします。

この記事でわかること
  • ​オリーブキッチン大津店の空間的魅力と、心地よいホスピタリティの秘密
  • ​ランチビュッフェの料金システムと、2人で訪れる際のスマートな注文術
  • ​前菜バイキングで絶対に味わうべき逸品「しいたけのジャルディーノ」と「洋ナシバター」の魅力
  • ​国産高級しらすのピッツァ「ビアンカ」と、濃厚生パスタ「きのこのポルチーニソース」の深い味わい
  • ​宝石箱のようなショーケースから選ぶ、本格タルト3種盛り合わせの愉しみ
  • ​大人の休日ランチを最後まで快適に楽しむための「ちょっとした注意点」
目次

​南欧の風が吹く「オリーブキッチン大津店」で始まる優雅な休日ランチ

​「オリーブキッチン」は、全国で愛されるイタリアンレストラン「キャナリィ・ロウ(Cannery Row)」系列の店舗として知られています。

​私が今回利用したのは、滋賀県大津市、琵琶湖のほど近くに佇む大津店。

休日の11時30分頃、少し早めのランチをゆっくりと楽しむために、パートナーとともに店舗へと向かいました。

​異国情緒あふれる外観と、食欲をそそるイタリアンの香り

オリーブキッチン大津店の南欧風レンガ造りの外観と黄色い扉

​駐車場から店舗のアプローチへと足を踏み入れた瞬間、まず心を奪われるのがその愛らしい外観です。

​温かみのある風合いのレンガ壁に、パステルイエローの扉やラベンダーカラーのオーニングが絶妙なコントラストを描き、まるで南ヨーロッパの小さな田舎町を訪れたかのような錯覚を覚えさせてくれます。アプローチの脇には手入れの行き届いたグリーンや、鮮やかなオレンジ色の花々が鉢植えに咲き誇り、木製のベンチが穏やかな休日の風景を作っています。

​扉を開けるその前から、これから始まる食事への期待感が静かに高まっていくのを感じます。

​そして何より素晴らしいのが、店舗の周辺にふんわりと漂う、オリーブオイルとガーリックの芳醇な香りです。

​澄んだ休日の空気のなかに溶け込むその香ばしい匂いが、風に乗って鼻腔をくすぐる瞬間ーー。視覚的な美しさだけでなく、本格的なイタリアンの香りが五感を心地よく刺激し、平日の緊張感を解きほぐしながら、気分を一気に「美食を楽しむモード」へと引き上げてくれます。

​呼びベルを置かない美学。洗練された空間と心地よいホスピタリティ

​黄色い扉を開けて店内へと足を踏み入れると、スタッフの方がすぐさま柔らかな笑顔で迎え入れ、席へと案内してくださいました。

​オープンからわずか30分という時間帯でありながら、すでに店内は数組のゲストで賑わっており、テーブルには「予約席」のプレートもいくつか見受けられました。地域の大人たちからいかに深く愛されているかが、その穏やかで活気のある光景からもよく伝わってきます。

​内観も外観の世界観をそのまま引き継いだ、木の温もりと異国情緒が調和する大変おしゃれな空間です。肩肘を張らずにリラックスできる空気感でありながら、細部までこだわり抜かれたインテリアが非日常を演出してくれるため、パートナーとのカジュアルなデートにも自信を持っておすすめできる一軒です。

​また、私がこのお店で特に感銘を受けたのが、各テーブルに「店員さんを呼ぶための呼び出しベル」が置かれていないという点です。

​オーダーの際などはアイコンタクトや軽い声かけでスタッフの方を呼ぶスタイルなのですが、機械的なツールに頼らないからこそ、スタッフ一人ひとりがホール全体に常に高い意識と温かい眼差しを向けているのです。

​こちらがメニューを決めてふと顔を上げると、まるで呼吸を合わせるかのようにすぐさま気づいて、軽やかな足取りで駆け寄ってくれるーー。

​効率化や省人化ばかりが優先されがちな現代において、人と人との自然なコミュニケーションや「気づきの美学」を大切にするその姿勢には、レストラン本来の豊かなホスピタリティを感じずにはいられませんでした。

機械的な呼び出しベルがないからこそ生まれる、スタッフの方の細やかな目配りと温かな接客。こうした「人の温もり」を感じられる空気感も、大人の休日ランチには欠かせない大切なエッセンスだね♪

​オリーブキッチンのランチビュッフェを楽しむシステムとメニュー選び

​案内された席に着き、淡いグリーンとイエローの花柄が描かれた可愛らしいテーブルクロスの上でメニュー表を広げます。心地よい空腹感のなかで眺めるメニューの数々は、どれも魅力的で思わず目移りしてしまいます。

​メイン1品+前菜バイキング&フリードリンクという贅沢なスタイル

​オリーブキッチンのランチビュッフェは、数あるパスタやピッツァの中から好みのメインディッシュを1品オーダーすると、もれなく「前菜バイキング(サラダバー)」と「フリードリンク」がセットになるというシステムを採用しています。

​私たちがいつも実践しているおすすめの楽しみ方は、2人でパスタとピッツァを1品ずつ注文し、お互いのメイン料理をシェアして味わうスタイルです。こうすることで、茹でたてのモチモチとした生パスタと、高温の窯で香ばしく焼き上げられたピッツァの両方を、一度のランチで贅沢に堪能することができます。

​数あるラインナップの中から、今回私たちがセレクトしたメニューと料金は以下の通りです。

カテゴリ注文メニュー税抜価格税込価格備考
ピッツァランチビアンカ(シラス、チーズ、にんにく)2,000円2,200円前菜バイキング・フリードリンク付
パスタランチきのこのポルチーニソース2,160円2,376円前菜バイキング・フリードリンク付(※大盛り不可)
オプション手づくりドルチェ(3種の盛り合わせ)450円495円ショーケースから好みの3種を選択

メイン料理の価格に充実した前菜とドリンクのビュッフェが含まれており、さらにワンコイン以下の495円(税込)という価格で本格的な3種盛りのドルチェまで追加できるというのは、コストパフォーマンスの観点からも非常に満足度が高い構成と言えます。

​スタッフの方にオーダーを伝えた後は、いよいよ心躍るビュッフェのスタートです。

​【前菜ビュッフェ】主役級の存在感を放つ、彩り豊かなアンティパスト

​メインディッシュが焼き上がるまでの時間を彩るのは、ビュッフェ台に美しく並べられた前菜(アンティパスト)の数々とフリードリンクです。

​一般的なファミリーレストランのサラダバーとは一線を画す、野菜本来の味わいやハーブ、スパイスを巧みに活かした、一品一品丁寧に作り込まれた料理が並びます。

​一皿目:衝撃の旨味を秘めた「しいたけのジャルディーノ」との出会い

オリーブキッチン大津店のランチ前菜バイキング盛り合わせ(しいたけのジャルディーノ・フリッタータ・コーンスープ)

​まず一皿目として私が白いプレートに盛り付けたのは、彩りと栄養バランスを意識した以下のラインナップです。

  • ​しいたけのジャルディーノ
  • ​フリッタータ(イタリア風オムレツ)
  • ​ブロッコリーのハニーマスタードソース
  • ​ペンネのシーザーサラダ
  • ​フレッシュグリーンサラダ

​さらに、温かいコーンスープと、フリードリンクコーナーからアップルジュースを添えました。テーブルに添えられた「avere una buona volta(良いひとときを)」と記されたおしぼりを開き、ゆったりと食事を始めます。

​ふんわりと焼き上げられたフリッタータの優しい卵の風味や、粒マスタードのほのかな酸味とハチミツの甘みが絶妙に絡み合うブロッコリー、そしてディルなどのハーブが爽やかに香る濃厚なシーザーサラダのペンネなど、どれを口にしても非常にレベルが高く、前菜の段階から厨房の丁寧な仕事ぶりが伝わってきます。カップに注いだコーンスープも、とうもろこしの自然な甘みが溶け込んだクリーミーな味わいで、空腹の胃を優しく温めてくれました。

​しかし、この一皿の中で私の記憶に最も強烈なインパクトを残したのが、右手前に盛り付けた「しいたけのジャルディーノ」でした。

​黒々と艶やかに輝く肉厚なしいたけをフォークで刺し、一口噛み締めた瞬間ーー。

​しいたけの繊維の奥深くまでみっちりと染み込んだ、上質なオリーブオイルと芳醇なにんにくの旨味が、熱いジュースとなってジュワッと口いっぱいに溢れ出します。

​プリッとした弾力のある食感とともに、しいたけ本来の深い山の香りと、ガーリックオイルのパンチのあるコク、そして絶妙な塩加減が完璧なマリアージュを奏でるのです。「これは前菜の枠を超えて、メインディッシュとして一皿提供されてもおかしくないのではないか……」と思わず唸ってしまうほどの完成度でした。

​オリーブキッチンを訪れた際には、ぜひ真っ先に味わっていただきたい珠玉の逸品です。

​二皿目:洋ナシバターが香るフォカッチャと、遊び心あるサイドメニュー

オリーブキッチンの前菜ビュッフェのフォカッチャ(洋ナシバター添え)とジャンバラヤ・ポテトのフリット

​一皿目の感動冷めやらぬまま、私は再びビュッフェ台へと向かいました。二皿目に選んだのは、少し趣向を変えた食べ応えのあるこちらの3品です。

  • ​フォカッチャ(洋ナシバター添え)
  • ​ジャンバラヤ
  • ​ポテトのフリット グラナパダーノチーズ

​ここで特筆すべきは、きめ細やかでふんわりとした気泡を含む食感が魅力のフォカッチャです。

​ビュッフェ台には定番のオリーブオイルや塩も用意されているのですが、今回はあえて「洋ナシバター」をセレクトしました。

​ほんのりと小麦の甘みと塩気を感じるフォカッチャに、すりおろした洋ナシのような瑞々しい果実感と芳醇な香りが溶け込んだホイップバターをたっぷりと塗って口に運びます。すると、口の中の温度でバターがとろりと溶け出し、フルーティーで上品な甘みが広がって、まるで高級ホテルのラウンジで提供されるペイストリーのような気品ある味わいに変化するのです。

​その日の気分や合わせる料理によって、オリーブオイルでシンプルにいただくか、フルーツバターで華やかにいただくかを選べるのは、利用者にとって非常に嬉しいポイントです。

​また、ソーセージや玉ねぎの旨味にスパイシーな香りが重なり食欲をそそるジャンバラヤや、イタリアを代表するハードチーズ「グラナパダーノ」の濃厚な旨味と塩気を纏ったホクホクのポテトのフリットも、ついつい手が伸びてしまう美味しさでした。爽やかな酸味のあるアップルジュースが、濃厚なチーズやスパイスの後味を心地よく引き締めてくれます。

フォカッチャに添えるコンディメント(調味料やバター)を自分の気分で選べるのもビュッフェならではの醍醐味。フルーティーな香りが広がる「洋ナシバター」は、パンの美味しさを一段と引き立ててくれるので、ぜひ一度試してほしい組み合わせだよ♪

​【メインディッシュ】シェアして味わう、本格ピッツァと濃厚生パスタ

​前菜の余韻に浸りながらパートナーと会話を楽しみ、ゆったりとした時間を過ごしていると、こちらの食事のペースを見計らったかのような絶妙なタイミングで、メインディッシュがテーブルへと運ばれてきました。

​国産高級しらすの塩気とチーズが織りなすピッツァ「ビアンカ」

オリーブキッチン大津店のランチで注文した国産高級しらすのピッツァ「ビアンカ」

​まず運ばれてきたのは、シルバーのプレートの上で香ばしい湯気を上げるピッツァ「ビアンカ」です。トマトソースを使わないチーズベースの白いピッツァの上に、国産高級しらすとガーリックが惜しみなくトッピングされています。

​綺麗に6等分にカットされた熱々の一切れを手に取って口に運ぶと、まず広がるのは、縁(コルニチョーネ)に美しい焦げ目がついた生地の香ばしい小麦の風味と、とろけるチーズの濃厚なコクです。パリッとした表面の歯ざわりの後に、モチッとした生地の弾力が追いかけてきます。

​そこに重なるのが、国産高級しらすならではのふっくらとした柔らかな食感と、海の恵みを感じさせる上品な塩気と旨味です。しらす一匹一匹の輪郭がしっかりとしており、噛むほどに凝縮された旨味がチーズのまろやかさと溶け合います。

​さらに、背後からふわっと立ち上るローストガーリックの風味が全体の輪郭をキリッと引き締めており、シンプルでありながら実に奥深い、まさに大人のためのピッツァといった味わいでした。

​後半は、テーブルに添えられた美しい琥珀色の辛味オリーブオイル(ピカンテオイル)をほんの少し垂らしていただくと、ピリッとした唐辛子の刺激がアクセントとなり、最後の一切れまで飽きることなく異なる表情を楽しむことができます。

​芳醇な香りに包まれる、感動の生パスタ「きのこのポルチーニソース」

オリーブキッチン大津店のランチで提供された濃厚クリーム生パスタ「きのこのポルチーニソース」

​続いて登場したのが、大きな白いリム皿に美しく盛り付けられた生パスタ「きのこのポルチーニソース」です。

​正直に申し上げて、この一皿は今回のランチの中でも群を抜いて衝撃を受けるほどの美味しさでした。

​テーブルに置かれた瞬間から、“きのこの王様”とも称されるポルチーニ茸特有の、深い森の奥を思わせる高貴で芳醇な香りがふわりと立ち上ります。リムに散らされたパセリのグリーンが、視覚的にも上品なアクセントを添えています。

​フォークでパスタを巻き取って口に含むと、まず驚かされるのがクリームソースの圧倒的なコクと濃厚さです。

​生クリームのまろやかさの中に、しめじやエリンギなど数種類のきのこの旨味と、ポルチーニ茸の鮮烈な香りがソースの一滴一滴にまで超高密度で凝縮されているのです。それでいて決して脂っこさや重たさを感じさせないのは、素材の旨味をベースに絶妙なバランスで仕立てられているからに他なりません。

​そして、その濃厚極まるソースをしっかりと受け止めるのが、平打ち気味のモチモチとした生パスタ(タリアテッレ)です。

​乾麺では決して味わえない、吸い付くような滑らかな麺の表面にクリーミーなソースが隙間なく絡み合い、噛み締めるほどにデュラム小麦の優しい甘みとポルチーニの深い風味が一体となって押し寄せます。

​メニュー表には「※生パスタの大盛りはできません」という注意書きが大きく記載されているのですが、実際に味わってみてその理由が痛いほどよく分かりました。この繊細なモチモチ食感と濃厚なソースとの完璧な比率は、一人前ずつ丁寧に仕上げることで初めて成立する職人技なのでしょう。

​もし大盛りやおかわりが可能であれば、迷わずもう一皿注文していたに違いないと思えるほど、私の心を鷲掴みにした完璧な一皿でした。

​【ドルチェ】食後の余韻を彩る、ショーケースから選ぶ3種のタルト

​前菜からメインディッシュまでを心ゆくまで堪能し、心地よい満腹感に包まれながら少しゆっくりと会話を愉しんだ後は、食事の締めくくりとなるドルチェタイムです。

​宝石箱のようなショーケースから自ら選ぶ愉しみ

オリーブキッチン大津店の店内にある手づくりドルチェ(タルト・ケーキ・ティラミス)のショーケース

​メニュー表には「ケーキをワゴンにのせてお席までお届けします」と記載されていましたが、こちらのお店のランチタイムでは、店内中央にある専用のショーケースまで自ら足を運び、好みのドルチェを3種類選んで自身でお皿に盛り付けるスタイルとなっていました。ドルチェ用のお皿はスタッフさんにお声がけしていただきます。

​ショーケースの前に立つと、その華やかな光景に思わず心が躍ります。

​上段にずらりと並んだ鮮やかな赤いカンパリ(CAMPARI)のボトルやリキュール瓶がイタリアンバルのような粋な雰囲気を演出するなか、ガラスケースの内部には、パティシエ手作りのドルチェがまるで宝石箱のように並んでいます。

  • ​タルト類:かぼちゃのタルト、モンブランタルト、フロマージュタルトなど
  • ​ケーキ類:ティラミス、カプリ(濃厚なチョコレートケーキ)、スコット、シフォンケーキなど
  • ​グラスデザート:ぶどうのゼリー、グレープフルーツゼリーなど

​ワゴンで席まで運ばれてくるスタイルも素敵ですが、こうしてホールケーキの状態で美しく並んだ全体のラインナップを眺めながら、「今日はどれにしようか」とパートナーと語り合いながら悩む時間もまた、ビュッフェランチならではの格別の愉しみがあります。

​タルト好きにはたまらない、個性豊かな3種のタルト食べ比べ

オリーブキッチンの手づくりドルチェ3種盛り合わせ(フロマージュ・かぼちゃ・モンブランタルト)とアイスコーヒー

​数ある魅力的なドルチェの中から、今回私が選び抜いた3種はこちらです。

  • ​フロマージュタルト
  • ​かぼちゃのタルト
  • ​モンブランタルト

​テーブルに戻ってプレートを眺めると、見事なまでに「タルト3種の食べ比べ」というラインナップになっていました。私は数あるスイーツの中でも特にタルト生地の香ばしさに目がなく、ショーケースに美しいタルトが並んでいるのを見ると、どうしても吸い寄せられるように選んでしまいます。

​フリードリンクコーナーから淹れてきた、氷が涼やかに浮かぶすっきりとした苦味のブラックアイスコーヒーとともに、一つひとつの味わいをじっくりと堪能します。

  • ​フロマージュタルト(写真左):真っ白で滑らかな口溶けのチーズ層は、爽やかな酸味とミルキーなコクのバランスが絶妙です。濃厚なポルチーニソースのパスタを味わった後の口の中を、優しく上品にリセットしてくれます。
  • ​かぼちゃのタルト(写真中央):サクサクとした香ばしいタルト生地の上に、かぼちゃ本来の素朴で濃厚な甘みを活かした黄金色のフィリングがたっぷりと重なります。トップにぽってりと添えられた軽やかな生クリームとシナモンの香りが、全体をまろやかに包み込む秋らしい味わいです。
  • ​モンブランタルト(写真手前):波打つように繊細に絞られたマロンクリームから、栗の豊かな風味と洋酒を思わせる気品がふわりと広がります。しっかりとした甘みとコクがあり、キリッと冷えたブラックコーヒーとこれ以上ないほどよく合います。

​3種それぞれに全く異なる個性と食感のコントラストがありながら、どれもケーキ専門店に引けを取らないクオリティの高さでした。これが税込495円で追加できるのですから、頼まない手はありません。

​余談になりますが、私はタルトと同じくらい「焼きたてのワッフル」も大好きで、休日に美味しいスイーツと珈琲を求めてカフェを巡ることも少なくありません。特に京都にある老舗喫茶「英國屋」でいただく、外はカリッと中はふんわりとした焼きたてのワッフルは、大人のカフェタイムにぴったりの逸品です。スイーツや純喫茶の空間がお好きな方は、ぜひこちらの記事もあわせてご覧になってみてください。

​オリーブキッチンのランチビュッフェを最大限に楽しむための心得

​ここまでご紹介してきた通り、オリーブキッチンのランチビュッフェは前菜からメイン、ドルチェに至るまで一切の妥協がない素晴らしい内容でした。

​中でも、前菜の「しいたけのジャルディーノ」と、メインの生パスタ「きのこのポルチーニソース」の2品は、私の記憶に深く刻まれる圧倒的な美味しさでしたので、訪問された際にはぜひ味わっていただきたいと心から思います。

​ただし、これから足を運ばれる皆様に、私の実体験から一つだけお伝えしておきたいリアルな注意点があります。

​それは、「にんにくを使った料理の食べ過ぎには少しだけ注意が必要」ということです。

​先述した「しいたけのジャルディーノ」やピッツァの「ビアンカ」をはじめ、本格的なイタリアンにはガーリックを効かせた魅力的なメニューが数多く揃っています。特にしいたけのジャルディーノは、あまりの旨味の深さに、ビュッフェ形式であるのを良いことに、ついつい何個もおかわりしたくなってしまう魔力を持っています。

​しかし、にんにくに含まれるアリシンなどの成分は胃腸を強く刺激するため、空腹時に一度にたくさん摂取しすぎると、体質によっては食後にお腹が緩くなってしまう可能性があります。

​せっかくの素敵な休日デートや、ランチ後の琵琶湖周辺のドライブを最後まで体調万全でスマートに楽しむためにも、「美味しいものは腹八分目で上品に味わう」という大人の余裕を持つことが大切です。ガーリック系のメニューは適量をじっくりと味わい、フレッシュなグリーンサラダやコーンスープ、優しい味わいのフリッタータなどとバランスよく組み合わせながら堪能することをおすすめします。

オリーブキッチン ランチを楽しむポイント
  • ​来店タイミング:オープン直後(11:30頃)でも賑わう人気店のため、事前予約または早めの来店がスマート
  • ​おすすめの注文法:2名以上で訪れるなら、生パスタとピッツァを1品ずつ頼んでシェアするのが正解
  • ​必食メニュー:「きのこのポルチーニソース」と前菜の「しいたけのジャルディーノ」は外せない逸品
  • ​ドルチェの追加:税込495円で追加できる「手づくりドルチェ3種盛り」は圧倒的な満足度
  • ​体調管理の心得:ガーリック系メニューは絶品だが、食後の予定や体調を考えてバランスよく楽しむこと
  • ​公式サイト:店舗一覧

​まとめ:大切な人と美味しい記憶を共有する、豊かな週末を

​滋賀県大津市の「オリーブキッチン」で過ごしたランチタイムは、南欧の温かな空気感とスタッフの方々の心地よいホスピタリティ、そして作り手の情熱が宿る料理の数々によって、心まで豊かに満たされる時間となりました。

​改めて、今回のランチビュッフェで出会った魅力を振り返ります。

  • ​異国情緒あふれるレンガ造りの外観と、温もりある空間が演出する非日常へのトリップ
  • ​呼び出しベルを置かないからこそ生まれる、スタッフの洗練された目配りと温かな接客
  • ​前菜の概念を覆す「しいたけのジャルディーノ」や、洋ナシバターが華やかに香るフォカッチャ
  • ​国産高級しらすの塩気が効いた「ビアンカ」と、芳醇な「きのこのポルチーニソース」の感動的な味わい
  • ​宝石箱のようなショーケースから自ら選ぶ、パティシエ特製の本格タルト3種盛り合わせ

​日々忙しく働く私たち大人にとって、「休日に誰と、どのような空間で、何を味わうか」という選択は、すり減った感性を磨き直し、明日への活力を養うための大切な自己投資でもあります。

​次の週末は、大切なパートナーや友人を誘って、オリーブキッチンのあの黄色い扉を開けてみてはいかがでしょうか。芳醇なオリーブオイルとガーリックの香りとともに、きっと忘れられない美食の時間があなたを待っているはずです。

美味しい料理を目の前にして「これ、すごく美味しいね」と笑顔を交わす時間こそが、休日ランチの最大の贅沢なのかもしれない。ぜひあなたも、オリーブキッチンで心ほどける素敵な週末を過ごしてね!

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この記事を書いた人

​「心を満たす週末」と「大人の自己研鑽」を探求したブログを書いています。忙しい毎日のなかでも、少しの工夫とこだわりで日常を“洗練(Refined)”させるアイデアや記録を、このブログに書き留めています。​
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